宿便は存在しない!
宿便は存在いたしません。
”宿便”についてちょっと詳しく説明しましょう。
「宿便」ってなに?
「宿便」という言葉を目にすることがあります。
肥満や肌荒れの原因になるとして、宿便を解消するために下剤を飲みはじめたという人もいるようです。
さて、この宿便とは、「水道管の内側にこびりついたヘドロのような古い便」を指すようです。
これは、腸壁がひだ状になっているため、谷間の部分に便が入り込んでそのままたまってしまう、という考えに基づいているようです。
こう聞けば、「なるほど」と納得してしまう人も多いでしょう。
【腸官にこびりついた宿便は良い菌を働かせてとる】
腸の働きがにぶくなると、
腸の中には通常の便以外に宿便と呼ばれる腸管にへばりついたよごれがたまっていきます。
腸の中に良い菌が増えて
腸の働きが活性化すると腸管にこびりついた宿便もきれいにはがれてとれます。
この様なことを「宿便」「宿便を取る」と言っているようです。
「宿便」というモノは医学的には認められていません。
しかし、現在の医学や医師・薬剤師の考えでは「宿便」というモノを認めていません。
消化器内科等の専門の学会でも報告された事例はありません。
上の図のように腸の中に便が年輪のように貼り付いたり蓄積するようなことは無いのです。
腸の中(腸壁)は常に粘液がでています。
また、常に蛇のような動き(蠕動)をし、腸のヒダはさざなみのように動いて、同じところが山になったり、谷になったりするのです。
その中を便が通過していくのですから、谷間に便がたまりっぱなしになるようなことはありません。
むしろ、便秘状態によって古い便が腸の中にどんどん貯まっていく「滞留便」と言う考えが正しいのです。
よく雑誌や、健康食品で「宿便」が取れる!とうたっていますが、滞留便のことを差しているのなら正しいのですが、ほとんどが上のような事を差しているようです。
便は石膏やコンクリートではありません。固まることはないです。(笑)
ご安心下さい。
ただし、「滞留便」=便秘をほっておくことは良くないことなのです。